店頭でスペシャルティコーヒーを焙煎・抽出していると、お客様から「自宅でコーヒーが上手く淹れられない」「ハンドドリップで淹れてみたいが難しそう」などよく聞かれます。そこで、BUCKLE COFFEEでは美味しく淹れられるハンドドリップセミナーを4月から開始しています。ここでは簡単に美味しく淹れるための4つのコツを紹介したいと思います。
[自宅で淹れる時に準備するもの]
粉23g(細挽き、抽出量230CC)、細口のドリップポット、ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター、はかり。
[目次]
1. コーヒーを美味しく淹れるために「約30秒蒸らす。」
2. コーヒーを美味しく淹れるために「500円サイズの円を描くようにお湯を注ぐ。」
3. コーヒーを美味しく淹れるために「お湯を注いでいる時の水位を一定に保つ。」
4. コーヒーを美味しく淹れるために「目標の抽出量に達したらドリッパーを外す。」
1. コーヒーを美味しく淹れるために「約30秒蒸らす。」
焙煎したコーヒー豆には脂質(油分)が20%程度含まれています。蒸らしをしないでお湯を注いでしてしまうと油分が邪魔をしてしまい、美味しいコーヒー淹れられなくなります。そこで「粉全体を約30秒蒸らす」事によりコーヒー成分を余すことなく抽出できて美味しく飲めます。
2. コーヒーを美味しく淹れるために「500円サイズの円を描くようにお湯を注ぐ。」
30秒蒸らし終わったら「500円サイズの円を描くように」お湯を注ぎます。この時ドリッパーの端にお湯がかからないように注意して注いで下さい。端にお湯をかけてしまうと、えぐみまで抽出されてしまうからです。
3. コーヒーを美味しく淹れるために「お湯を注いでいる時の水位を一定に保つ。」
抽出している時にお湯を一定の水位に保たなければ、日によって入れた味が安定しなくなります。例えば「ドリッパーの7分目の水位を保つ」など目安をつくって抽出すると必ず安定して美味しいコーヒーが淹れられます。
4. コーヒーを美味しく淹れるために「目標の抽出量に達したらドリッパーを外す。」
美味しいコーヒー淹れるための最後のポイントは「お湯は出しきらない」です。お湯を出しきってしまうと渋みや雑味が一緒に抽出されてしまい、後味がクリアにならなくなります。目標の抽出量230CCに達したらドリッパーを外しましょう。
今回は4月から始まった少人数制ハンドドリップセミナーで美味しく淹れるためのコツを紹介しました。BUCKLE COFFEEのセミナーでは初めての方も楽しく学べるよう「コーヒーとは何か?」という事から、4つのドリッパー(ハリオV60、コーノ、メリタ、ボンマック)を使いそれぞれ抽出したコーヒーを飲んで味の違いを実感できる内容となっています。
実際に参加されたお客様からは「これからハンドドリップを始めようと思っていて、ドリッパーの説明と抽出した味の違いは購入する参考になった。」や「コーヒーを出しきった場合と、出しきらないで抽出した味が違いすぎてビックリした。」など新しい発見が出来るハンドドリップセミナーです。皆様のご参加、心よりお待ち致しております。
BUCKLE COFFEE(東京都・大田区・東六郷)では新鮮で美味しいスペシャルティコーヒー豆を自家焙煎で多数取り扱っております。店頭では自家焙煎豆の販売とドリンクのテイクアウトも行っています。一杯一杯ハンドドリップやフレンチプレスで丁寧に抽出していてアイスコーヒー、ホットコーヒー様々な種類を飲めます。皆様のご来店、通販でのご注文を心よりお待ちしております。
BUCKLE COFFEE(東京都・大田区・池上・糀谷・蒲田 エリア)スペシャルティコーヒー 通販