ハンドドリップでとびきり美味しいコーヒーを淹れる方法

1,コーヒー豆の選び方

コーヒー豆は、主に3つのポイントに分けて選ぶことができます。

A,コーヒーの味の特徴で選ぶ
B,コーヒーの産地で選ぶ
C,焙煎の度合いで選ぶ
D,鮮度(焙煎日の確認)

詳しくはこちらで記してます。

2,コーヒー豆の量

150ccのコーヒーを作りたい場合10gのコーヒー豆を準備します。
(150ccは小さなティーカップ約一杯分です)
2人分・3人分とまとめて淹れたい方は下記のように分量を調節してください。

2人分:豆20g/出来上がり300cc
3人分:豆30g/出来上がり450cc
※3人分などの場合は、豆の量が3〜4g少なくてもしっかり味が抽出できるとの考え方もあります。ただしここでは分かりやすく単純に倍で計算をしています。

3,コーヒー豆の挽き方

ペーパードリップで抽出する場合「中挽き」の粗さでコーヒーを挽ようにしてください。
粗挽きは少し薄く、細挽きはエグみが出やすくなる場合があります。
あくまでも推奨なので色々な粗さを試してお好みの粗さを見つけてくださいね。

4,注ぐお湯の温度

実は注ぐお湯の温度も味や味の感じ方に大きく関係して来ます。ペーパードリップの場合、90~95℃くらいが適しています。
沸騰したお湯を使いカップやソーサーを温めてください。その後そのお湯をケトルに戻すと上記の温度くらいになっています。
※沸騰したてのお湯は冷温の温度差でカップやソーサーが割れてしまう場合がありますのでご注意ください。

5,ドバドバと注ぐその前に

ドリッパーにコーヒーの粉を入れて、いよいよ準備万端。早くお湯を注ぎたいのですがそこで一度深呼吸。
お湯を注ぐ前に3つのポイントがあります。

A,粉がドリッパーの一方に寄らないよう縁を軽く叩いて粉の面を均一にする。
B,そしたら中央にお湯を少しづつ注ぎます。新鮮なコーヒー豆は徐々に膨らみます。(中浅煎りの豆は、新鮮でも膨らみが弱いです)
C,粉全体にお湯が染み渡ったら30秒待ってください。これが「蒸らし」という工程で中からガスが抜けて行きます。

6,お湯の注ぎ方

お湯の注ぎ方は、500円玉の大きさをイメージし円を描くように注いでください。
お湯を注ぐスピード・水面の高さにより味に変化が出て来ます。
ドリッパーの縁ギリギリ一杯まで注ぐと味は薄くなりやすいです。
チロチロチロと注ぎ続けるとエグみや苦みが出やすいです。
粉の量にもよって変わりますが、1〜2人分抽出する場合は、ドリッパーの中間部より少し下くらいで水面を保つと良いです。

7,抽出終了

抽出最後のポイントは、どのタイミングでコーヒーを淹れ終えるかです。
1人前の場合、サーバーに150cc入ったら終えるのですが、最後の一滴まで出し切らないでください。
それがエグみのもとになります。
水面を中間に保った状態でサーバーのコーヒーが150ccまで入ったら素早くドリッパーを外してください。

温度が下がるにつれてフルーティな甘みと酸みが強く感じやすくなります。
温度変化とともに美味しいコーヒーをお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

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